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選択的夫婦別姓について考える
最近話題になっている選択的夫婦別姓制度とは、結婚後も夫婦がそれぞれ結婚前の姓(氏、名字)を名乗ることを認める制度。現在の民法では、結婚に際して、男性又は女性のいずれか一方が必ず氏(名字)を改めなければならず、そして現状では男性の氏を選び、女性が氏を改める例が圧倒的多数となっ...
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娘への想い
3人目にしてやっと生まれた女の子(娘)も既に二児の母となり、子育てに奮闘する毎日を送っている。娘は、30才を過ぎてから結婚、親としては孫の誕生を密かに待ち望んでいたが、それだけは口に出さないようにとずっと心にしまっておいた。結婚後数年たって妊娠したと知らせてくれた時、嬉しさ...
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転職は儚い夢と消え
若い頃から「早く仕事を辞めたい」と口癖のように言っていたと、妻からよく愚痴を聞かされる。それでも定年退職した後もずっと働き続けていることを、今度は皮肉るように「仕事が好きなの?それとも嫌いなの?あなたは変わってるね!」と言われる。...
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スキーと骨折
初めてスキーをしたのは高校2年生の冬休み、場所は栂池スキー場。夏休みに鉄工所でアルバイトをして費用を貯め、念願のスキー合宿に参加したが、2日目に捻挫をしてその後は宿舎で過ごすという悲惨な初滑りだった。 その後、社会人になってからは友人や職場の仲間と時々スキーに出かけてはいた...
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Bike(バイク)
高校2年生から3年生になる春休みにオートバイ(自動二輪)の免許を取った。当時はまだ17才、自分にとって生まれて初めて資格を得たことが嬉しくて誇らしかったことを今でもよく覚えている。一人前の人間にはもちろん程遠いが、少し大人に近づいた気持ちだった。...
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逃げるは恥だが役に立つ
「逃げるは恥だが役に立つ」は、漫画家:海野つなみさんによる作品で、その後、テレビドラマ化されている。タイトルの「逃げるは恥だが役に立つ」(略称「逃げ恥」)は、ハンガリーのことわざで「恥ずかしい逃げ方だったとしても生き抜くことが大切」が由来という。この漫画の内容や主なテーマは...
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ニリンソウ
「好きな花は?」と聞かれたら、すかさずに「ニリンソウ(二輪草)」と答えています。花の名前を聞いた人は「それってどんな花?」と不思議そうな顔をすることが多く、それは、たぶん「バラ」や「チューリップ」など一般的な花をイメージしていて、予想外の花の名前に驚かれたのかもしれません。...
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夢を見る
眠ることは、健康に生きるために必要なことで、人間の欲望の一つでもあります。だが、最近では「よく眠れない」と訴える人も多く、また精神的な落ち込みから不眠になってしまう人も多いようです。不眠はまさに人が抱える根源的な病の一つかもしれません。...
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少年Aくんとの出会い
児童相談所勤務の始まりは非行少年の支援が中心だった。今から30年以上前のことだが、当時は少年非行が社会問題となるくらいに中学校が荒れていて、ほとんどの学校には「ヤンキー」と呼ばれる非行少年が複数人存在するような状況だった。...
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山へのあこがれ
人生の終盤となった今、自分史を振り返ってみると、中学生の頃はベトナム戦争があり、高校時代には東大、安保闘争があって、当時の若者は誰もが多少なりともその時代の世相に影響を受けて育ったと思う。中学、高校という多感な時代には、そんな社会情勢からの影響を受けて、反体制的な考えや活動...
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ランナーズ・ハイ
30歳代の頃、ランニングに夢中になった時期があった。仕事や子育てが忙しくてなかなか遠くに出かけることもままならず、その点で自宅近くを走ることは時間的にも経済的にも都合がよく、日ごろの運動不足と日々のストレスを解消してくれた。...
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~続~ 猫との暮らし
猫が15歳頃から少しずつ体調を崩すことがあり、クリニックに通うことも増えていった。若い頃は食欲旺盛で太り気味となりダイエット食でコントロールしていた時期もあったが、高齢猫となってからはめっきり食が細くなった。そして、年に2~3回は数日間食事を摂らないことがあり、そんな時は見...
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猫との暮らし
子育てがひと段落した頃、我が家に猫がやってきた。 次男が大学生だった時、まだ雪が残る道端で生まれたばかりの子猫を拾った。北陸の春はまだ冷たく、4月になっても雪が降る日があるという。そんな冷たい春の日に道端で子猫は今にも消えそうな程小さな泣き声をあげていた。...
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落ち葉の道を歩きながら
晩秋の天気の良い日曜日は近くの低い山を一人で歩くことが多い。木漏れ日の中、落ち葉がこそこそと音をたて、その音を聞きながらいろんなことが頭の中をかけめぐる。 2年前に亡くなった猫のこと、自分から食べることを止め、覚悟を決めてひとり静かに逝ってしまった。最近は、認知症が始まった...
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NHKドラマ「命のバトン」を観て考えたこと
高校生の‟思いがけない妊娠“があり、そこに偶然知り合った児童相談所の職員がかかわり、赤ちゃん縁組(新生児の特別養子縁組)に至るというドラマ「命のバトン」は、まさに人と人とがバトンリレーのようにつながっていくというストーリーだった。...
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